ウコンのアレルギーと副作用
ウコンは過剰摂取、長期摂取は消化管に障害を起こすケースが見られます。
動物実験では大量摂取が肝臓に毒性を示すことが確認されています。
ウコン茶を肝臓に障害のある人が飲むと副作用の危険性がある事例も紹介されています。
1.ウコンの摂取がきっかけとなって、肝硬変の60代女性の症状が悪化し死亡した副作用の事例。
2.ウコン茶摂取後にB型やC型の慢性肝炎患者が肝機能悪化で入院した事例。
3.六十代の肝硬変の男性が、ウコン茶をのみ始めた後に肝性脳症で入院。
ウコン茶をやめ食生活を改善すると状態は回復したという事例。
ウコンの代謝物質が肝臓に負担をかけたり、アレルギー反応や副作用を起こす可能性があるようです。
お体に不安がある方は医師へ相談されることをお薦めします。
ウコンの効能・効果を示す事例
上記のようにウコンは疾患などをお持ちの方が誤った使用をされると危険な場合もありますが、
製品の使用上の注意を良く読み、正しい服用をすれば効果があることも証明されています。
大学病院や各研究機関などでもウコンに関する研究が進んでいます。
▼ アルツハイマー病の予防に効果があることも有名です。
カリフォルニア大ロサンゼルス校の研究者グレゴリー・コールさん
「インド人のアルツハイマー病リスクは米国人の4分の1」
▼テキサス大アンダーソン癌センターのバラット・アガーワルさんの動物実験によって、
ウコンの色素のクルクミンが乳がんの転移を防ぐことが分かりました。
▼カンザス大の研究者ジャネット・ファンクさんらが、関節炎を起こすよう育てた
マウスにウコンを注射したところ、症状がまったくでなかったと専門誌「関節炎とリウマチ」に発表されました。
▼ミルウォーキー郊外に住むダーシー・ジェーンさん(55)は週1、2回、
インド料理を食べるようにしたところ、悩みだった関節の炎症やはれがなくなりました。
専門家によると、ウコンがどのように体に働きかけるのかまだなお未解明な部分が多く、
今後さらに長い時間と多額の研究資金が必要と言われています。
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